私の仕事はWEBデザイナーですが営業8割、製作2割といったところでしょうか。
WEB製作は数をこなした分だけ製作スピードはどんどん上がってきます。
問題はデザインレイアウトの決定までです。
同業種の製作が続くときはもう~頭を捻りまくってアイデアを絞りだします(笑)。
デザインのことはさておき、
WEBはHTMLという簡易言語から出来ていますが(現在Web2.0でXHTMLなど取り上げられてますが)、他にもJavaScript、Perl、PHPなどれきっとしたプログラミング言語も使われています。
私はこの業界で20年になりますが、初めに入った会社が世界的にも有名な某H社。ここが私の原点となっています。
ここから数々の言語、大きなシステムから小さなシステム開発まで数えられないほど関わってきましたが、開発中によくあるちょっとした要因による不具合。これには何度も泣かされています。
もちろん大きなシステム開発や納期間近の時には何度も徹夜を経験してきました。
この”ちょっとした…”
不具合が発生した時には分からないのですが夜を徹して調べ上げた結果が”ちょっとしたミス”であることがよくあります。
”ちょっとしたミス”はおとな~しく静かに眠っていてやっつけた後(解決)に、”なんでこんなミスを…”ということから”ちょっとした”ことばが、付く訳です。
ところが~この”ちょっとしたミス”が要因で回り回って、とんでもない所で難しい問題の引き金になっている場合が多くあります。大きなシステム(何十人~何百人体制で作るシステムなど)では、複雑怪奇極まる不具合の要因が、全然関係の無いところの”ちょっとしたミス”から生み出されてしまうことがあり後になって泣けてくるものです。
WEB製作を行っていると小さいシステムでも大きなシステム開発と同じように”ちょっとしたミス”を探すのに何時間もかかることがあります。
小さいシステムなので見つかるのも早く”な~んだ”と思うと同時に、過去に経験した大きな不具合の怖さを思い出すものです。
これが20年以上の経験を重ねていく責任感と経験となるのでしょうか。
最近の若いエンジニアは私の何百倍も頭は良いですが失敗したら直せば良い感覚…学生時代からの勉強プログラミングの延長と感じてるのでしょうか(失礼!)
昔話など私の年齢ではまだ出来ませんが、昔はどこの会社も先輩が恐かった!
私は今でも他業種の人から仕事について聞かれると言います。
”土方(どかた)根性のみでやってます。頭なんか使わないです。根性だけです”
どなり声やお客様の前に首つかまれて謝りに行かされたことなど何度もありました。
そんなときに調べた結果が”ちょっとした…”がある訳ですよ(笑)
私は昔からコーデイングが早い分、初期不具合の数も多いのが自分でも分かっていたのでチェック(デバッグ)部分に一番時間を掛けて仕事をしてきました。
それでも”ちょっとした”をやってしまうのが人間というもの。
気を付ければ良いのです。
それでもプログラムで不具合にぶつかって頭を悩まし解決できたときは爽快~♪
この業種が好きになってきたのかもしれません。
昔は不具合という言葉は某H社では聞いたことがなく”バグ(虫食い)”と読んでました。
いつから呼び名が変わったのか分かりませんが歳がバレないように”不具合”と言うようにしています(^^)